躁鬱日記 その3 2021.2.7〜2021.2.17

2月6日に坂口恭平さんの「躁鬱大学」を買って読み、文章を書くことをメインとした生活に切り替えたら感情の波が安定している。

2月8日から書き始めた小説の字数は1週間で2万字を超えた。ちゃんと数えたわけではないけれど、1日のうちおそらく4時間以上文章を書いている。
同じように小説や文章を書く友人にメンター的な役割をしてもらっている。まじでありがとう。
文章を書き始めたら、突然物欲が消えて楽天市場やアマゾンやZOZOTOWNのアプリを四六時中見なくなった。

前回の躁鬱日記で書いた万年筆洗浄の後、夫が万年筆に興味を持ったので一緒に買いに行った。夫も私も毎日手書きの日記を付けているので、書くものがあるという側面も大きい。同じ趣味があるのはいいことだ。

15日に自立支援医療精神障害者保健福祉手帳の申請に行った。
今までに母親から自立支援医療を勧められても「そんなの別にいいや」と断っていたし、自分が障害者と認定されると思っていなかった。
でも医者に言ったらすぐ診断書を書いてくれた。正直「あなたはそれほど悪くないですよ」と言われるのかと思っていたのでびっくりしたけれど、医者がすぐに「用意しましょう」と言うなら、それほど私の精神はこんがらがっていたということだ。
今の私は双極性障害を受け入れて生活すべきだと思っている。自立支援医療だろうが精神障害者保健福祉手帳だろうが、生活がしやすくなるなら申請したほうがいい。

16日は現職最後の出勤だった。引き継ぎして私物を持って帰った。
派遣社員として勤務していたけれども、職場は過去の自分が目指していた業界で、本に関わりつつプログラミングができるので楽しかった。3月までにやるべきことが道半ばで退職になったのは無念だったけど、自分の生活を立て直すには仕方ない。
頓服薬のロラゼパムを1週間半ぶりに飲んだ。すごく悲しかったし久々の通勤で疲れたのか、帰宅後こたつで寝てしまった。翌日も9時まで寝ていた。

17日は遅く起きたけれど、腐れ縁の友達が「誰かアキバで昼飯食おう」みたいなツイートをしていたので連絡をとって秋葉原に行った。その友人とはコロナ以降初めて会った気がする。久々に色々しゃべって楽しかった。

とりあえず精神障害者保健福祉手帳が発行されるまでは(されるかどうかはわからないけれど)ゆっくり過ごすことにする。
発行されたら障害者雇用で職を探せばいい。

今はとりあえず気楽な生活を続けたい。