ある人の「敬意に値する人物」から外された時の話

去年の夏にどん底うつ状態になったきっかけを言語化出来るようになったので書いておく。

友人だと思っていた人に、その人の「敬意に値する人物」から外されたことを実感した出来事があった。

きっかけは、その人と、もうひとりの友人と、3人で一緒にご飯を食べたときのことだった。
私が話した内容のうち、私のとある個人的なことが、その人の「『敬意に値する人物』が持ち合わせている条件」から外れていたんだと思う。
私にはどうってことないその内容を話した後から、その人の敬意は一緒にいた友人だけに向かい、私には向けられなくなった。
それ以降、私はその場にいるのがとても辛くなって、解散した後は泣きながら電車に乗って帰った。
そしてそれから2週間ほど、ひどいうつ状態になってしまった。

その人とは、以前はTwitterやDiscordでやり取りがあったけど、その出来事以降はなくなった。
Twitterは相互フォローのままだけれど、ミュートされているんだろうなと思っている。

今はこうやって言語化出来るくらいにはその時のことを客観的に振り返れるようになったけど、当時はなぜ自分が辛いのかわからなかった。
お互いに敬意を持ったコミュニケーションを取れなくなったから辛いのだと理解できたときに、うつ状態から抜け出せたのだけれど、そのときはその人への憎しみが強かった。

こうして書いている今は、その人とは以前のような友達付き合いができなくなってしまったことが悲しい。