2021年度のNHKラジオ英会話をやりきった

大学生のとき、好きな授業の講師がNHKの講座関連の何かで本を出版していて、それを買ったことはあるのだけれど、今までNHKの講座を聞いてみようと思ったことはなかった。
書店でよく見るラジオ英会話のテキストも私とは違う世界の話だと思っていた。

去年の3月、上野駅改札内の本屋でラジオ英会話4月号の表紙に目が止まった。
その表紙は、去年の2月に蔵前に個展を見に行ったumaoさんという画家が描いていて、個展に展示されていた絵にも描かれていたネコとネズミがモチーフになっていた。

その時は「あ、umaoさんの絵だ!」くらいで気に留めていなかったのだけれど、その時働いていた派遣先との契約が5月で終わることになって、6月からの派遣先が決まらないことを前提に有給を消化することになったので、少し時間が出来た。
それでなにかやることを探していたときに、ラジオ英会話のことを思い出して、やってみようかなと思ったのが始まりだった。

ラジオ英会話は朝6:45から15分間やっているんだけど、オンタイムで聞くのは難しいと思った。でも今はウェブサイトにアーカイブが2ヶ月残っているので、1ヶ月半遅れで4月号から受講を始めた。

英語の学習をするのは大学生ぶりだった。
ラジオ英会話は高校生以上向けで、基本文法はある程度わかっている人向けの講座だ。だから私が受講するのにはちょうどいいレベルだった。
2021年のテーマは基本文法や語順だったので、中高の英語を復習するのにはちょうどよかった。

始めたら結構楽しんで受講できた。そういえば私は、勉強するのが好きだったんだなぁと思い出した。
大西先生ろーざさんとクリスさんの掛け合いも面白いし、ダイアログの内容も登場人物や物語が継続していて続けるモチベーションになった。
個人的にはダイアログを読むろーざさんの演技力が素晴らしくて大好きだ。

2021年度後半の朝ドラが、ラジオ英会話がテーマの一つである「カムカムエヴリバディ」だったのも、モチベーションの一つになっていたかもしれない。
いずれにせよ受講を始めたタイミングは非常に良かった。

講座の最後にある英作文は、最初はなかなか難しかったけど、後半にかけてはだいぶできるようになってきたし、音読の練習もするようになった。
オンタイムからは1週間遅れたけれど、昨日、1年間のLesson240までをやりきった。
まだ英語はぱっとしゃべれないし、語彙力もないけれど、この1年弱でだいぶ英語の感覚は取り戻したと思う。

ラジオ英会話の受講は2022年度も続けるつもりでテキストの定期購読を申し込んだし、もう少し語彙力を付けてTOEICを受けてみようという気持ちにもなった。
最初は表紙イラストにつられてだけれど、ラジオ英会話を始めてよかったと思う。

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