Belomoのルーペを海外から購入した
持っている宝石のルースを拡大して見たいという気持ちが強くなっていた2月頭、ベラルーシのメーカーBelomoが作っている10倍のトリプレットルーペを公式通販サイトから購入した。
KARATZさんのタンザナイト買付体験に行ったのはこれを注文して届くまでの間で、KARATZさんで使っているというルーペとも比較したい気持ちもあり、その時もルーペを購入してしまった。
なぜこのBelomoのルーペを購入しようと思ったかというと、日本の趣味人の中で評判が高いらしく、「宝石 ルーペ」などの単語で検索するとこの記事が出てきた。
検索結果にはもちろん日本のメーカーのルーペも色々出てきたが、良さそうなものはどれも7000円以上する。
このルーペは$29.98で送料はなんと無料。
購入方法もPayPalを使えば簡単らしく、海外発送だけれど購入してみようと思った。
PayPalの登録住所がそのまま適用されるので、会員登録などすることもなくさくっと購入できてしまった。2月2日の午前中に決済したのだけれど、日本円で3,280円だった。
その後、すぐ発送の連絡が来た。サイトの運営会社がアメリカの会社のようなので、アメリカから発送されると思っていたが、追跡番号を調べると、ベラルーシから書留で発送されていた。
この追跡結果を見ると分かる通り、2月4日にミンスクの国際交換局から発送されてからはどうなっているのかわからないまま10日過ぎ、2月14日に川崎についたようだ。
この10日間、毎日追跡結果を確認していた。地図を見ればベラルーシは内陸国なので船便ではないと思うが、どこを経由しどうやって届くのかを想像するとちょっと楽しかった。
購入・発送から2週間経って届いた封筒の住所は、写真は載せられないが、なんと「千葉県」が「Qian Xie Xian」みたいな感じで書かれて届いた。原因はPayPalの登録住所が日本語表記だったから、中国語の音読みに変換されたアルファベット表記になったと思われる。Japanの表記、郵便番号、番地、ローマ字の名前がなかったら届かなかったかもしれない。
PayPalでアルファベット表記の住所も登録しようとしたら都道府県を選ぶ形式で登録するので漢字でしか入力できなかった。しかし、PayPalを英語モードにするとアルファベットで登録できるようで、次にいつ海外から物を買うかわからないけれど、一旦英語モードに切り替えてアルファベット表記の住所も登録しておいた。
届いたルーペはこんな感じ。
薄いダンボール箱にボール紙のスリーブラベルが巻いてあった。
箱の中身はプチプチに包まれたルーペと説明書(英語、裏面にロシア語?)
ルーペ本体はこんな感じ。裏側に「MADE IN BELARUS」と書いてある。
見え方はとても綺麗に見えて良い。
タンザナイト買付体験で買ったルーペと違い、レンズ表面にオーロラ色のコーティングがしてある。
調べるとダイヤモンドの色を見るときはこのコーティングが無い方がいいらしいが、屋外などで見るときはコーティングがあったほうが見やすいらしい。
そこまで詳しく見るつもりはないけれど、持っている2つのルーペに大きな差があるのは使い分けができて良さそうだ。
レンズの側面を黒く塗るコバ塗りという改造もあるらしいが、まずは届いたままの状態で使ってみたいと思う。
Belomoのルーペのおかげで、あまり政治的に安定していない東欧の国から荷物が届くのはワクワクしたし、宝石・鉱物趣味が更に楽しくなった。