映画『THE FIRST SLAM DANK』を観た

slamdunk-movie.jp
公開までほとんど情報がなくて、公開後はいい評判しか聞かないので、観たい観たいと思っていてやっと観てきた。

スラムダンクについては、小学校低学年頃に人気があった漫画・アニメというイメージで、原作は読んだことはない。
桜木花道が主人公で、流川っていうライバルがいて、マネージャーが彩子さんということくらいしか知らなかった。
なので、始まってからは桜木花道の話でないことに少し混乱した。宮城リョータが主人公の物語だった。

オープニングの、キャラが一人ずつ描かれて、曲に合わせて歩いていく様子がめっちゃかっこよくて、そこからすでに引き込まれた。
山王工業との試合が描かれる中、宮城リョータのこれまでが語られているのだけれど、試合のシーンの臨場感がすごくて映画を見ているというより試合を観たという方がしっくり来るひとときだった。
試合後半の最後の方は「息を呑む展開」という言葉がこれ以上に合うものを観たことがない。
全体的にアニメ映画というよりも「漫画」を映画にしたという感じがした。

音楽もかっこよかった。10-FEETは以前から好きなんだけれど、この映画にその音楽が使われたことがしっくり来る。

キャラ名くらいしか知らなかったので原作を読んでみたくなった。
一緒に観た妹がその日の晩に全巻セットを買っていたので、「スラムダンク」というコンテンツを知らなかった人がそう思えるような良い映画化だったのだと思う。