脳MRI検査を受けた

1ヶ月前のことになるが、脳MRI検査を受けたので書いておく。

昨年の7月に初めて視界に閃輝暗点が出た。
閃輝暗点は視界の中に光るギザギザ出てくることで、脳の視神経による現象なのでどっちの目でも見えるし目を閉じても見える。
閃輝暗点については、偏頭痛持ちの夫が偏頭痛が起きる前に発生すると言っていたのでなんとなく知っていた。
初めて出たときはびっくりして、とりあえず頭も痛くないのに鎮痛薬を飲んだが、結局頭痛は来なかった。
その後9月頃にまた出て、1月に入ってからは14日と19日に出現した。
毎回頭痛は来ないし30分ほどすると治まるのだけれど、1月に入ってからの出現が頻繁だったので、ちょっと怖くなって、精密検査を受けたいと思った。

その理由はたまたまnoteのこの記事を見たタイミングでもあった。

この記事を書いた方とは同じ学年だ。そういう人がたまたま受けた脳ドッグで腫瘍が見つかってすぐに切除したというなら自分にもなにか悪いものが合ってもおかしくないと思った。

脳神経外科にかかったことはないし、そういう科があるのは総合病院くらいだ。視界に映るものならまずは眼科に行って紹介状を出してもらおうと開業医の眼科に行った。
目には特に問題はなく、先生も「それは閃輝暗点だね~、薬出したほうがいい? 精密検査したいなら近所の総合病院の脳神経外科を紹介するよ」みたいな感じだったので紹介状を書いてもらった。

その日のうちに病院をはしごして総合病院で頭部CT検査と診察を受け、頭部MRI検査の予約を入れた。紹介状のおかげで随分スムーズで、脳神経外科の先生も「自分も閃輝暗点が出たことがあるがその時はMRIを撮った」と言っていた。

MRIは以前子宮内膜症の状態を見るために下腹部を撮ったことがある。検査の最中はうるさいけれど、その当時はひどく疲れていたのでなんと私はMRIの機械の中で寝ていたのであった。

検査当日、MRIの機械の中に金属を持って行けないので、マスクは針金の入っていない布のマスクをしていった。
機械の中に入っているのは20分くらいと聞いていたけれど、ずっとうるさいので時間の感覚はよくわからなくなった。流石に今回は眠らなかった。
30分後くらいに結果が出て診察室に呼ばれ、先生と一緒にMRIの画像を見たけれど、特に問題はないということで一安心した。

脳ドッグを受けるのはお金がかかるけれど、何かしらの症状があって診察を受けて検査をするなら健康保険が効くので、眼科と総合病院のCTとMRIで合計12,000円くらいだった。
それで脳ドッグと同じような検査をして、健康を確かめられて安心できたので良かったと思う。